ながしん地域密着型金融推進計画

ながしん地域密着型金融推進計画(平成17~18年度)

I.ながしんの基本理念・経営理念

【基本理念】
地域金融の担い手として与えられた社会的使命と役割に誇りを持ち、地域と地域の人々との共感と信頼を大切に、健全経営のもと活力ある長浜信用金庫を目指す。
【経営理念】
経営基盤と経営体質の強化をはかり、常に健全経営に徹し地域金融機関としての信用を昂める。
財産形成の支援と円滑なる融資を通じて、地域と地域の人々の繁栄に寄与する。
職員の資質向上をはかるとともに、職員および家族の繁栄に努める。
 

II.ながしん地域密着型金融推進計画について

  依然として厳しい経営環境の中、当金庫は上記の基本理念・経営理念の基に、平成15~16年度の2年間を集中改善期間として、「リレーションシップバンキング(間柄重視)の機能強化計画」を策定し、地元の中小企業の方々の再生・支援ならびに健全性確保・収益性向上等に向け、これがアクションプログラムの達成に積極的に取組んできたところであります。
 このような中において、金融システムの安定から活力ある金融システムの創造へ局面の転換を図る趣旨で、昨年12月に「金融改革プログラム」~金融サービス立国への挑戦~が策定され、次いで本年3月に私ども信用金庫をはじめとする地域金融機関においては、これまでのリレーションシップバンキングを承継する「地域密着型金融の機能強化の推進に関するアクションプログラム」に基づき、平成17~18年度までの2年間を「重点強化期間」として、 
(1)事業再生・中小企業金融の円滑化
(2)経営力の強化
(3)地域の利用者の利便性向上
の3つの分野において、より一層の機能強化に取組むこととなりました。
 当金庫としては、今日までの「リレーションシップバンキング(間柄重視)機能強化計画」の推進における実績と評価を踏まえ、現在、推進中の「ながしん長期(2010年)ビジョン」、「ながしんチャレンジ21(3か年計画)」および「平成17年度事業計画」との整合性を図りながら、新アクションプログラムに基づく「ながしん地域密着型金融推進計画」をここに策定し、「お取引先・地域・ながしん」が一体感のもてるビジネスモデルを構築しながら、存在感のあるコミュニティバンクを目指すことといたします。
 

III.ながしんが取組む重点課題

 当金庫では地域社会の再生・活性化をはじめ中小企業の支援・育成や地域の方々の生活向上を図るため、現在「ながしんチャレンジ21(3か年計画)」を策定し、経営の健全化を基盤としつつ、(1)営業力の強化、(2)収益力の強化、(3)経営管理体制(リスク管理、コンプライアンス態勢)の再構築 を重点課題と位置づけ、これが達成に向け鋭意取組んでおります。
 
1.営業力の強化
 地域に密着した「フェイス トゥ フェイス」(対面お取引)を基本とする業務展開を通して、キメ細かなサービスを提供し、お取引先のご要望にお応えするには、渉外営業力をより一層強化させていくことが必要であると考えております。
 特に、渉外担当者には、生きたマーケティング情報の収集および分析による情報生産能力とお取引先の抱える問題に対して的確なアドバイスができる相談能力の二つの要素が大切であり、引続き本部サポ-トの充実をはじめ、内外部の集合研修、OJTの実施等により、これらの能力をより一層高めてまいります。
2.収益力の強化
 収益力の強化は、経営の健全性や信頼性の維持・向上には、欠くことのできない重要課題であります。
 したがって、これが達成に向け、これまでの基幹業務である預金・貸出金業務を中心とする伝統的金融業務の拡充とともに、当金庫独自のオリジナル商品をはじめ投資信託や保険の販売等お取引先のニーズの多様化・高度化に対応した付加価値の高い金融サービスの提供に努めてまいります。
 また、厳しい経済環境下において、引続き業務運営態勢の合理化、効率化等低コスト体質経営の構築に取組み、加えて、各種リスク管理手法の活用により、総合的な収益構造の改善を図っていきたいと考えております。
3.経営管理体制(リスク管理、コンプライアンス態勢)の再構築
 当金庫が各種事業を展開するなかで、地域の負託に応えていくためには、なにより経営の健全性を確保し、役職員一人ひとりがコンプライアンス(法令等遵守)態勢をはじめ、個人情報保護、商品内容の説明責任等を重視する企業風土の醸成が大切であると考えております。
 私ども金融機関にとりまして、「信用」は、なによりも大きな財産であります。したがって、コーポレート・ガバナンス(企業統治)を強化しつつ、日々の業務活動を通して、「愛され、親しまれ、信頼される ながしん」を目指してまいります。
 

IV.「重点強化期間」において推進する取組み事項

1.事業再生・中小企業金融の円滑化
 事業再生・中小企業金融の円滑化への取組みは、当金庫が基本理念・経営理念に謳っている社会的使命であり、「お取引先・地域・ながしん」の一体感のなかで、長年培われた間柄を重視し、皆様方に共感のもたれるビジネスモデルを構築しつつ、これら相互扶助ネットワークを通じて一層の地域密着型金融に努めてまいります。
(1)創業・新事業支援機能等の強化
(2)取引先企業に対する経営相談・支援機能の強化
(3)事業再生に向けた積極的取組み
(4)担保・保証に過度に依存しない融資の推進等
(5)顧客への説明態勢の整備、相談苦情処理機能の強化
(6)人材の育成
2.経営力の強化
 地域の皆様方に対する金融サービスの向上およびニーズに応えていくため、適正な収益性と効率性を図りながら積極的な事業展開を行います。したがって、これが推進する上で様々なリスクを伴うことも予想され、常に経営の健全性を維持するため、組織内のヒト・モノ・情報を駆使し、リスク管理、収益管理、ガバナンス、コンプライアンスを相和させ、自らの判断と責任に基づいた経営管理システムの構築を目指します。 
(1)リスク管理態勢の充実
(2)収益管理態勢の整備と収益力の向上
(3)ガバナンスの強化
(4)法令等遵守(コンプライアンス)態勢の強化
(5)ITの戦略的活用
3.地域の利用者の利便性向上
 地域貢献活動の取組みとして、地域経済活性化のための支援を先ず第一と捉え、同時に広く皆様方のご意見・ご要望を参考とさせていただき、引続き、利便性向上に努めてまいります。
(1)地域貢献等に関する情報開示
(2)地域の利用者の満足度を重視した金融機関経営の確立
(3)地域再生推進のための各種施策との連携等
 

V.「重点強化期間」における個別取組み計画